キラキラ光る銀河の中

ゆるおた俳優厨

モチベの上下がしんどい

 こんにちは。みなさんオタクライフいかがお過ごしでしょうか。私は推しくんの舞台の真っただ中で絶賛情緒不安定中です。普通の舞台ならたぶん平和にいられるのだけど、今回舞台というよりはライブなのでファンサによって一喜一憂が激しいです。

 

 

 基本的に次の現場までの期間が空くと、ゆるおたの私は二次元の世界に飛んだりリア友と遊んだりで推しくんへのモチベは下がります。Twitterもちょろっと見てとりあえずハートつけるのみ。もちろん舞台にはちゃんと足を運ぶしプレも渡すのですが、直前まではとにかく行くのが億劫になります。家に引き籠りたいマンへと進化。しかし初日にすさまじいファンサを貰うとモチベは急激に上がります。ちゃんと来てよかった!!生きててよかった!!この時点で私の頭の中は推しくんだけしか考えられなくなって、副業探して全財産を推しくんに注ぎ込もうという危ない思考回路が出来上がります。推しくんはとてもよく出来た子なので、公演前の私のモチベが下がっていてなんなら「推しくん降りてしまおうかな」とかいう最低な考えをしている時に限って(しかもだいたい通路席だから)素敵なファンサをくれたりします。


 今回も例によってそうでした。うちわを作るモチベすらなくなって前回作ったうちわを多少改造しただけの使い回しを持っていくというやる気のなさだったのですが、周りにいた人たちが(同厨ですら)悲鳴をあげるほどの神ファンサを目の前で貰って軽く涙が出ました。次の日は埋もれ席だったのにちゃんとうちわの指示通りのファンサを貰って、こうしておたくは自分がオキニだと勘違いしていくんだな()と帰りの電車でにやにやしていました。おたくちょれー。

しかし!!!昨日の公演で見事に干されをくらい、初日あの急激に上がったモチベは現在急降下中でございます。神ファンサからの干されって一番きつくないですか?干されからの神ファンサなら最後に良い思い出が上書きされるからいいけど、干されが上書きされるとかなんの拷問だよ。寧ろ干されると神ファンサは幻だったのかもとか、実は自分に向けてじゃなかったのかもとか思いますよね。だから舞台が終わって数日は、連番した友達にあのファンサは本当に事実だったかを何回も確認する(迷惑オブ迷惑)。時間が経つにつれ本当にそうだったのか不安になるんですよね。よく裁判なんかで証人や被告人が徐々に証言を変えてしまうことがあるけど、こういう感覚なのかなあと思ったりします。やっぱりゆるおたは慎ましくあるべきであって、欲張っちゃあいけなんだな!!ごめんな推しくん&同厨のみんな!!
でも私は友人からポジティブだと言われる性格(馬鹿)なので、推しくんは「ファンサに緩急をつけているんだ」「押して引く作戦をしている」「他の厨にも平等にファンサするなんて優しい」と気持ちの悪い解釈をして、昨日のことはなかったことにしました。ほんとどうしようもない。

 

 

 こんなことがここ数日であったのですが、干された記憶を抹消しただけであってモチベは上がりません。ポジティブなこととモチベの維持力は違う。なんでいつも楽しい気持ちで、公演中ですらモチベを保っていられないんだろう。舞台俳優としての推しくんのお仕事を応援しているだとか綺麗事を言ったところで、ファンサに一喜一憂した時点で結局は彼に対して自己顕示欲を隠せていないし、特別が欲しいと思っている証拠です。ファンサが貰えないだけで「もう推しくんなんて嫌い」ってなる自分が本当に本当に大嫌いだし、それだけでモチベの上下が決まるなんて舞台俳優厨として最低過ぎる。俳優の彼に何を求めているんだって話ですよね。今回は舞台じゃなくてアイドルという形でライブをしているからファンサを求めるのはまあ良いと思ってはいるけど、だからこそ貰えなかった時の落胆は凄まじい。推しくんの行動ひとつでモチベが上下するタイプのおたくでいるのはとても苦痛です。推しくんの行動というより私が自己顕示欲を持ったおたくだからいけないんですけどね。見返りなんて求めないで推しくんを見られるだけでいいっていう菩薩みたいなファンになりたかった。同厨へのファンサにも素直に沸ける綺麗な心と余裕が欲しかった。

 

 

 このまま楽日を迎えたら、9月に控えている舞台の時に私のモチベってどうなっているのでしょう。きっと推しくんはプレを使ったりしてまた私のモチベを上げてくれるのだろう*1けど、こんなモチベの上下を繰り返しながらずっと推し続けるのってしんどいなあと結構前から思い続けています。前の推しもしんどい時は山ほどあったけど、学習しないおたくなのできっと都合の悪いことはほとんど忘れているんだと思います。あとテニミュ卒業した後ストプレばっかりだった前推しに対して今の推しくんは2.5多めでたまにアイドルやるのでファンサの機会が多く、即ちモチベの上下する機会も多いんですよね。9月の舞台も悲しいかな2.5なのだけど、正直降りもファンサもない舞台であってほしいと願ってしまいます。でも推しくんがアイドルになるお仕事はもう固定で決まっているので、もちろん今回だけじゃなくて以前にも何回かやっているし、たぶん降板したり運営が制作を止めない限り今後も続くから逃げられない運命にあります。

 

 

 段々とファンサって文字がゲシュタルト崩壊してきましたが、とにかくしんどくないある一定のラインから下がらないモチベが欲しいです。そこから上がったら最高に楽しいだけだし、たとえ下がってもしんどくないラインまでなら持ち直せる。ま、所詮は推しくんも私も人間だから理屈でどうこうできるものじゃないのがまた辛いところですね。全通して良席入っててもファンサを貰えない時は低確率でもあると思うのですが、りあこの方含めそういう時ってどうやってモチベや正気を保っているのかとても気になるので心当たりある方は是非教えて下さい。

*1:もちろん推しくんは私のモチベなんて知る由もない

推しのデート現場に遭遇した話

昨日の投稿にスターをつけていただいてとっても嬉しい!ありがとうございます!!


 さて、もうずいぶん前の出来事ですが、当時推していた若手俳優のデート現場を本当に偶然見かけてしまったことがあります。それも都心でもない郊外で。
暑い夏の休日お昼前、横断歩道の向こうから推しらしき人物が歩いてくる。隣には手を繋いだ彼女。あれ、普通。彼女、超普通。どっちかっていうと地味。でも小柄で清潔感があって、お似合いだと思った。
当時彼はある舞台に出演していた時期だったので、一瞬は見間違いかと思いました。かなり公演数がある舞台で私もスケをきちんと把握してなかったのですが、「マチネあるっしょ、ないない」と言い聞かせました。私は、私の趣味なんて到底興味のない彼氏と一緒だったので、隣に確認できる友達もおらず、ずっと推しなのか別人なのかもやもやしていました。カフェに入ってから思い切ってスケを調べてみると、その日はソワレだけの公演。「まじかよ、やっぱりあれ推しくんじゃん」と疑惑が確信に変わる。彼氏が目の前にいるのに推しのことで頭がいっぱいでした。ごめん彼氏。

 

きっとこの後バイバイして劇場へ向かうんだろう。
本当は一日一緒にいたいだろうな。
短い時間だけどちゃんと合間縫ってデートするなんて良い彼氏してるんだな。

 

 私が抱いた当時の心境はこんなもんだった。ショックとか一切なかったです。
その理由として、

①彼女が私のようなタイプではなかったこと
強いて言うなら私は赤文字系だけど推しの彼女は青文字系だった。彼女が自分と同じ系統なら恐らく同族嫌悪していた。でも完全にタイプが違ったのです。身長も私より遥かに小さくて、ふんわりした癒し系の雰囲気。住んでる世界が違いすぎた。(推しにりあこではなかったけど)

 

②あまりにもお似合いで幸せそうなごく一般のカップルに見えたこと
文句のつけどころがないんです。今まで匂わせなんてなかったし、別に本番や稽古をすっぽかしてデートしてるわけじゃない。私が彼を追いかけまわしてその場面に遭遇したわけじゃない。推しくんカップルは忙しい中時間をみつけて郊外で清々しいほど健全なデートをしていたんです。なんならこっちだってデート中だったのに羨ましく思えたくらい。

 

というわけでショックだとか降りたいだとかそういう負の感情は一切抱かず、寧ろすごい体験をしたという驚きと良いものを見せてもらったという幸福感が大きかったです。都心で推しに遭遇したことすらないのに、こんな辺鄙な郊外で推しのデート現場に遭遇するなんて奇跡(?)一生ないんじゃないかと思いました。
結局その後も降りることなく普通に推し続けましたし、今でもたまにあの彼女と続いているのだろうかと考えたりします。

 

とどのつまり、りあこではない私の場合だけどカノバレでショックを受けるパターンなのは
・匂わせでバレる
・そのうちでき婚しそうな雰囲気カップル
これなのかなあと思っています。よく若手俳優がカノバレした時に「彼女がいるのは構わないけど軽率な行動でバレたのが最悪だ」と俳優オタクが嘆いて炎上するじゃないですか。本当にその通りだと思いました。”仕事を真摯にこなして一生懸命な推し”の、”偶然見てしまった幸せそうなデート”に最悪だと思う要素なんて皆無でした。だからこそショックを受けずにその後も応援できたので、軽率な行動というものがいかにファンの気持ちを裏切る行為かを思い知りました。

 

 今のアイドル売りみたいな俳優界隈で、「僕には彼女がいます!」なんて言って喜ぶファンなんているのでしょうか。ほとんどいないんじゃないのかな。それだったらやっぱり隠し通してほしいよね。知らなくて良いことならずっと知らないでいたい。
推しくんにも彼女がいるのなら、どうか軽率な行動で発覚することだけは避けてほしいと心から願う。そしてどうか羨ましいと思わせるくらいに幸せであってくれ。